aimee-mehren’s blog

生命倫理を専攻する大学院生のブログ

「子供はいらない」はありですか?ー続編

今回の記事

aimee-mehren.hatenablog.com

 

に関連して、といっても自分で関連づけているだけですが、
ハフィントンポスト日本版の「『結婚はエラい、子供がいればもっとエライ』と思う人へ...4ページのマンガが話題」

「結婚はエラい、子供がいればもっとエライ」と思う人へ...4ページのマンガが話題


という記事もとても興味深いです。(今回の内容は学術的じゃないです、ほぼほぼ個人的な感想です)

 

 

ざっくり言うと…

このマンガ見てみて!

www.huffingtonpost.jp

 

 

記事内容

アーティスト、さわぐちけいすけさんが、結婚や出産に関する世間の圧力をテーマにマンガを書いているのですが、そのマンガが話題になっていることが記事では紹介されています。

さわぐちさんはマンガの中で、結婚をしない、子供を持たないことを自分で選んで自分なりに幸せに暮らしている知人の方々を紹介しています。


また、記事に寄せたコメントでは、結婚や出産など「世間で言うところの普通を(様々な事情で)選択したくても出来ない、にも関わらずそれを理解されず責められる人もい」ることに注目し、そうした人たちへの励ましになれば、という思いも語られています。

 

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コメント

まず単純に、こうした考えが広まってきていること、批判もありながら共感の輪も生まれてきていることは、嬉しいことです。

 

さわぐちさんのマンガは、私の記事の中でいう、「子供をもつことができる状態にありながら、子供をもたない選択をする」ことに関して、そうした自由も認められていいはずだということを主張しています。そして「(子供を)もちたいのにもてない」人に対して、心無い発言はなされるべきでないとも述べています。

 

自分個人の幸せを追求する人たちも沢山いる、ということに関連して、「なんでも個人の自由にしていい」などと言いたいわけではありません。むしろそこに歯止めをかけるのが「倫理」です。

が、(さわぐちさんのマンガに出てくるババァやジジィのように)自分の「経験」に従って意見を述べることは、当然根拠がなく説得力に欠けますし、それどころか、その考えに合わない人を無益に傷つけてしまうことにもなります。(考えは共有しながらも実践することができない人たちにとっては、なおさらです)自分の浅はかな考えのせいで、他者を傷つけていいはずがありません。

 

自分と違う考えや生き方と出会った時は、自分を考え方を問い直す(その上で、自分の考えを別に変えなくてもよい)いい機会だと思ってまずは素直に聞き入れたいですね、難しい時もありますが。

 

最後に

学術的な視点からはだいぶ離れました。要はこのマンガにとても共感してしまったということです。

さらに個人的なことを言えば、さわぐちさんのマンガ気に入りすぎて、昨日からネットで読みまくってます☆

 

また次回も

生命倫理に関する記事を上げていきます。

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